しあわせの蝶が舞う。

風光明媚な胡蝶蘭のふるさと、
紀伊半島の西海岸和歌山県有田市。
海とみかんの段々畑に囲まれたのどかな里山に、
ヒカル・オーキッドのアトリエ農場があります。
ゆったり1,200坪の面積を有するハウスでは、
色とりどりの胡蝶蘭が元気に花を咲かせています。
温暖な気候とたっぷり降り注ぐ太陽の光、
海風が通り抜けることで適度に保たれる温湿度環境。
天の恵みと人の手によって育まれた花姿は、
ひらりと舞う蝶の化身のよう。
きょうも歓びとやすらぎを届けに、
この地から、しあわせの花が飛び立ちます。

ひと苗ずつ手をかけ、
心を込めて育てています。

幸福が飛んでくる。
大きく羽を広げたような花びらが、
優雅に舞う蝶を連想させることから授けられた花言葉。
そんな胡蝶蘭に囲まれ、日々、豊かな気もちで
栽培に取り組んでいます。

ヒカル・オーキッドの本社、アトリエ農場に設けられた11棟のハウスでは、
12万株もの苗が生育過程ごとに分けられ、ていねいに管理されています。
50名を超える従業員のうちほとんどが女性スタッフで、
きめ細やかにひとつずつの苗を慈しむように成長をサポート。
葉の1枚1枚に光があたるよう向きを変え、
湿気がこもらないよう苗と苗の間隔を適切に保つのも欠かせない仕事です。
適度な水やりはもちろん、花にキズがつかないようやさしく扱うのは
あたり前のことですが、こうした毎日のルーティンをまじめに続けていくことが、
健やかな開花へとつながるのです。
胡蝶蘭にふれるスタッフはみんなイキイキとしていて、表情もなごやか。
栽培には大変さもつきものですが、
それ以上の幸福感をこの花がもたらしているのは間違いありません。

胡蝶蘭の原産地はおもに東南アジアの熱帯地域で、
なかでも政府をあげて生産を支援している台湾が
世界的な供給源となっています。
ヒカル・オーキッドでは台湾のパートナー企業から
高品質な苗を安定的に仕入れ、
年間約30万株を栽培・出荷。
苗は台湾の農場で一年半の育生期間を経て
私たちの手に渡り、
その後、開花までの半年間をしっかりお世話して
出荷しています。

仕入れた苗は1カ月ほどで茎が生えはじめ、
そこから1輪の花を咲かせるのに約4カ月。
出荷できるまではさらに1カ月を要するという、
時間も手間もかかる生きものなのです。
それだけに、愛情かけて育てた胡蝶蘭が茎を伸ばし、まるい蕾をつけ、
満面の笑みを向けるように花を咲かせたときのよろこびは格別です。
そして、お届けしてから1カ月以上もの間、
美しい状態を保ち続けるのも胡蝶蘭ならではの魅力でしょう。

上手に育てることで毎年花を咲かせ、
長きにわたり生き続ける胡蝶蘭。
この花を蝶のごとく羽ばたかせ、
しあわせのメッセージをより多くのみなさまにお届けしたい。
それが、私たちの願いです。